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火縄銃射撃競技

ヨーロッパや北米などでは盛んに火縄銃も含むマズルローダー射撃競技(前装銃射撃競技)がおこなわれている(日本からも世界選手権と環太平洋選手権大会に選手を派遣している)。日本国内では日本ライフル射撃協会傘下に日本前装銃射撃連盟があり、競技が行なわれている。ただし銃刀法や火薬類取締法などに基づく各種規制があるため、競技人口は極めて少ない。だが、日本製の火縄銃は極めて高精度にできているため、そんな環境ながら日本の選手は国際大会で上位入賞することが多く、欧米の多くの選手も火縄銃種目では日本製の火縄銃を使って参加している。アジア地域で国際前装銃連盟に加盟しているのは日本のみである。日本でおこなわれる競技は、国際ルールと同じ射距離50メートルで「日本公式種子島標的(黒点径40cm)」を使用する「長筒立射」「長筒膝射」。同標的で十匁玉筒(10匁の重さの弾を使用する銃)を使用する「侍筒」(自由姿勢)。「フリーピストル標的」を使用し50メートルで前装銃であれば銃種を問わない(火縄銃でなくても使用できる)「ベッテリー」も休止しているが規定上は存在する(但し、2005年より千葉県ライフル射場で開催される競技会に限って行っている)。他に同標的で25メートル、短筒を片手撃ちで競う「短筒」。


日本独自の競技 [編集]
日本独自の競技として、古式に則った、8寸角板に4寸黒丸の「和的(江戸時代規格の標的)」で27メートル(江戸時代は15間)の距離で競う「古式勝ち抜き」及び、5分間に10発撃つ「早撃ち」がある。

銃刀法に定める範囲の古式銃の所持は、現代銃と異なり属人的な免許・許可ではなく、属物的な登録制で、登録は都道府県教育委員会の所管(かつては文化財保護委員会であった)である。登録は日本刀などと同じく銃に対してなされ、登録を受けた銃器は誰でも所持・所有できるが、実際に実弾・空包の発砲及び火薬の入手所持消費に関しては、その都度(実弾射撃を許可された者は、火薬購入については1年間、また消費は6ヶ月間限定の)所轄の警察署を通じて公安委員会の別途の許可を受ける必要がある。
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実弾射撃は指定された射撃場でしか認められない、2005年現在、公営射撃場としては神奈川県伊勢原市の県営伊勢原射撃場、千葉市若葉区の千葉県総合スポーツセンター射撃場、和歌山県海南市の和歌山県営射場、の以上3ヶ所(但し伊勢原射撃場は工事中で使用できない、また他にも私立の射場で可能な所がある)で認められている。

古式銃とは主に前装式銃砲のことを言うが、初期の後装銃も佐賀藩の主力銃であったスペンサー銃(のちにウインチェスター銃の祖形となった)をはじめ、普仏戦争の主要銃であったシャスポー銃(後に村田式の開発の淵源となった)やドライゼ銃(ツンナール)など類種のものも相当数輸入されていた。ただこれらは維新後に訓練銃などとして使用されたり、外国に売却されたりして、現在国内残存数は比較的少ない。日本の法律では現在のところ、古式銃とは1867年の時点で国内に存在したことが個別に証明できた国産または外国製の歴史遺物銃器の実物である(したがって実物に忠実に作られたものであってもレプリカは認められない。これは古式銃の登録制度が歴史史料及びその美術価値の保存を目的としていて、射撃に使用することを想定して制定されたものでないことによる)と言うことになっている。ただし真正の古式銃であっても明治以後に新式又は現代の弾薬が使用できるように改造されたもの、あるいは現用の弾薬(装弾)が使用できる可能性のあるもの(もっとも顕著な例は坂本龍馬が使用したと言われるSW・Mk1、Mk2リボルバー)などは(現代銃に準ずる機能を有するもの)として登録審査時に排除され、したがって所有できないものがある。真正の歴史遺物の国産火縄銃であれば、たとえ外国から里帰りしたものであってもほとんどはそれらの問題は無い。競技用として、また空包用として使用されているものは国産火縄銃がほとんどで、すべて歴史遺物に限られる。


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2009年06月02日 09:52に投稿されたエントリーのページです。

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